販売商品について

SHINGU SHOKO WOOD SHOPで販売をしている、原材料に水楢(ミズナラ)材を使用している商品は株式会社新宮商行の工場のひとつである「銭函工場」で開発、生産されております。

銭函工場は北海道西部の小樽市銭函にあり、海と山に囲まれた自然豊かな地で日々操業しております。

銭函工場 生産品



銭函工場について

銭函工場は1935年(昭和10年)に設立されました。

関東大震災の罹災家屋の復興を機に従来の和風建築から洋風建築に舵を切るようになったため、国内における合板の需要が急増しており、そのころ満州、中国、ヨーロッパへの輸出が好調で国内での供給が著しく減少し、合板が値上がりをしておりました。

そのような状況のなか、合板の原材料の広葉樹が潤沢だった北海道で輸出向け広葉樹合板工場を設立することは有望な事業であったことから、1933年に工場用地を朝里村銭函に選定し、工場の建設を計画。

湿地帯だった銭函に工場を建てることに反対した役員もいたが、坂口茂次郎専務が雇用創出や立地、土地の用途や設備計画までを力説し、最後には全員の賛同を得ていよいよ竣工いたしました。

合板事業の将来の発展性を見越した設計変更を数回行ったのち、1935年11月16日に銭函工場落成。

現在も北海道小樽の地で、様々な木製品を製造しております。



使用している水楢(ミズナラ)材について

ミズナラ(水楢)材の特徴

ミズナラ(水楢)は、日本のブナ科コナラ属の落葉広葉樹で、特に北海道産のものは品質が高く、国内外で非常に高く評価されている木材です。

主な用途

高級家具・造作材: テーブル、チェア、キャビネットなど

建築材: フローリング(床材)、壁面材

樽材・エイジング材: ウイスキー樽、熟成用ウッドチップ・ウッドボトルなど

時間をかけるほどに色合いが深まり、味わい深い飴色へと経年変化していく点も、ミズナラが「育てる愉しみのある木材」として愛される理由です。

高い硬度と優れた耐久性

重厚で頑丈: 非常に硬く、傷がつきにくいため、長年使い続ける家具や床材(フローリング)に最適です。

加工には技術が必要: その硬さゆえに乾燥させると狂いや割れが出やすく、職人の高い技術によるじっくりとした乾燥・加工プロセスが必要とされます。

「水楢」の由来と優れた気密性

水分を多く含む木: 水分を多く含み、燃えにくいことから「水楢」と名付けられました。

液体が漏れにくい: 導管(水を通す穴)の内部が「チロース」という微細な組織で塞がれているため、木材にしたときに液体が染み出しにくい(気密性が高い)という世界的にも珍しい特徴を持っています。

ウイスキーや洋酒の熟成樽としての世界的価値

この「液体を漏らさない」性質と独特の成分から、ウイスキーの熟成樽(ミズナラ樽)として世界中のコレクターや蒸留所から熱狂的な注目を浴びています。

独特の香気成分: ミズナラ樽で長期熟成されたお酒は、バニラやココナッツのような甘い香りに加え、「伽羅(きゃら)」や「白檀(びゃくだん)」といったオリエンタルな神社仏閣を思わせる高貴な芳香(お香のような香り)を纏います。これは「ジャパニーズオーク」として世界の一流ブレンダーから絶賛される最大の理由です。

SHINGU SHOKO WOOD SHOPで販売をしている商品の原材料は現在、新宮商行の社有林で伐採いたしました「水楢(ミズナラ)材」を使用しております。
高品質なミズナラ材で作られる木製品をぜひお試しください。

  

株式会社新宮商行について

1906年創業、北海道小樽市に本店、東京に本社を置く「木」の総合企業です。
全国に約5,000ヘクタールの社有林を保有し、森林経営から木材製品・住宅部材の製造販売までを一貫して手がけています。
また、自社ブランド「シングウ」のチェンソーや刈払機、薪ストーブといった農林業機械の輸入・製造販売も行うなど、木材流通の川上から川下までを支えるプロフェッショナルとして、木の文化を支え続けています。

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